Sunday, July 13, 2014

遅刻?時間の感覚? 


日本人の感覚ですと遅刻と聞いたら1分から10分位を想像すると思いますがナイジェリア人は平均2時間から4時間の遅刻。酷いときで6時間30分の遅刻を経験しました。これは遅刻というのでしょうか?それとも時間の感覚がゼロと呼ぶのでしょうか。。

まず息子の1歳の誕生日会でのエピソード。
パーティーは午後1時から3時までと伝えましたがなんとないジェイリア人の家族が到着したのは終わる10分前の午後2時50分でした。迷ったのでもなくただ支度に時間が掛かったとの事。へ〜〜そうなんだ、2時間程の遅刻?ですね。。もう食べ物も冷めましたが落ち着いてレンジでチン。ケーキカットもミュージシャンの演奏も終わっていましたがまあ来てくれたので良し?!!


次に経験したのは毎年恒例だというナイジェリアンパーティーにてまずはパーティーの前日会議があるから食事の手伝いをして欲しいと義理母から頼まれ夜6時に来てと言われましたがなんと料理を始めたのは夜中の11時。
次の日はその会議は朝の10時に始まると言われ朝8時から料理のお手伝いを始めましたが会議が始まったのは5時間後の午後3時でした。

凄い遅刻?

そしてパーティ−の当日。

夜6時に始まるから!と言われたので仕事の会議を切り上げ義理の家族の家に到着すると、、

いやいやまだ誰一人として準備が出来ていません。中にはシャワーをまだ浴びていない家族も。いや〜〜ゆったり?のんびり?

怒ったり、唖然としたりする気力もなくなります。そして義理母はなんと夜の7時に眠いから昼寝をする?といって就寝。

え??パーティーって6時に始まるんですよね?

そして本当にびっくりしたのは夜の9時位にそろそろ行きましょうとなって9時半位に義理母が民族衣装に着替えると他の支度の出来てない家族に「早くしなさい!!遅刻するわよ!」と怒鳴っていたのが印象的でした。

え??もう3時間半の遅刻ですよね?早くと言っても事態は変わらないと思いますが?とは言いませんでした。

そして会場に着いたのは予定より4時間遅れの夜10時。
そして食事が出されたのは夜中の11時。ダンスが始まったのは夜中の0;30頃。そして私達は小さな子供がいたため夜中の2時半に退散しました。
がなんと家族は朝5時頃まで踊っていたようです。



な、な、なぜ夜の10時位から始まると伝えてくれなかったのでしょうか?

きっとそうしたら翌日の早朝3時とかになるのかもしれませんね。

日本人は本当に時間に律儀で素晴らしいと思います。

というか私は世界で日本のみが時間に誠実に動ける国だと思います

アメリカでは5分10分遅刻などあたり前でドタキャンもキャンセルしても連絡なしも当たり前です。

郷に入れば郷に従えとはまさにその通り。

ナイジェリア人と結婚して平均4時間から6時間の遅刻でも怒らず平静で笑顔を絶やさず頑張ります!!







Thursday, July 10, 2014

金槌な旦那


旦那は金槌。

昨晩はアリゾナ州のユマのホテルでプールに行こうと何度も誘ったが中々水に入ろうとしない。

水が怖い。溺れる。と物凄く怖がる。

彼の家族も泳げない。

アメリカでは黒人やラテン系は泳ぎが不得意と有名。アメリカ特殊軍隊のネービーシールは高度な水泳技術を必要とし圧倒的に白人が多いとの事。

旦那は数年前親友二人が溺死した後水に対する恐怖が増したそう。

昨日も水着は来たが中々水に入らない!



だがアリゾナのお日様に20分ほど刺激を受けてとうとう水に入ってくれた。
そして彼が水に入ってからした行動!
iPhoneでYouTube を見始めた!!
How to swim!!
変なおじさんが泳ぐ方法を説明してるビデオをプール際で凝視。体がプールに浸かっているからきっとモチベーションもあがる??

かなり面白い光景だった。

そしてビデオを見終わった旦那。

なぜか鼻を摘まんで水に潜り足の指を掴もうとしてる。。

い、一体どんなYouTubeをみたのか??!

私も頑張って教えようとしてじゃあプール際を掴んでバタ足をして!
と言ったが骨と筋肉が重すぎて中々浮いてこない。

頑張ってお腹を持ち上げてみたが水中でも鉛の様な重さで私もかなり苦戦。

そこへ白人の海兵隊が現れ旦那に水泳レッスンをしてくれた!!

その方が教えてくれたのは

ドギーパドル!
犬掻き!!


巨体なナイジェリア人の旦那と白人の海兵隊が二人で犬掻きを懸命にしてる姿は中々貴重な光景だった。

何はともあれとっても思い出深い夜になった。


器用な旦那


今恩師の追悼式でアリゾナ州にいる。

今お世話になっている友達が最近マンションを購入したがリモデルが必要。

Ikeaにいって机、椅子、トイレットペーパーホールダーなどを購入。



巨体で筋肉モリモリの旦那はなんと手先がとっても器用!

椅子と机を30分ほどでホイホイと組み立て終了。



ドアノブ3個付け替えトイレットペーパーホールダー取り付けも短時間で電気ドリルを器用に使いこなして完了!


この凄い筋肉は生まれつきだそう。
恐るべしアフリカンDNA!



とっても素敵なディナーテーブルセットが出来友達も喜んでくれて旦那も満足そう。



「おまえ俺の事奴隷と勘違いするなよ」とニコニコしながらブラックジョークを言っていた旦那。中々頼もしい!!

ナイジェリア人の手に騙される


旦那の手はとても大きい!!
きっと私の手の2倍はある。


握力も凄くていつも飲み物や塗り薬の蓋などを彼が閉めた後は全力で開けようとしても中々開けられない。恐ろしい力だ。

付き合って間もない頃今までアフリカ人の手を近くで観察する機会がなかった。

私はとっても単純で騙される事が多い。

旦那は予想外にも物凄い潔癖性!!

例えば公共のトイレは使わない。公共のドアはペーパータオルを巻いて開けるなどこの大きい体格の男性には想像できないような繊細さには本当にビックリさせられた。

そんなある日、旦那の手の平の色が手の甲の色と全く違う事を発見。







「あなたの手の平は物凄く白いのね!!」

との素朴な質問に

「僕は物凄い潔癖性だから何度も何度も強烈な石鹸で手を洗ったからだよ」

との返答が。








そ、そうだったんだ。

でも足の裏も色が薄いけど足も沢山洗ったの?

と聞くと、、、

「え??冗談だよ、生まれつきこの色だよ。おまえ本当に単純だな」


と、黒いトトロの様な満面の笑みで返された。

オクラスープと義理母との出会い


旦那が彼のお母さんを紹介してくれるまでには付き合ってから10ヶ月かかった。私は一生彼の家族に紹介してもらえないんじゃないかと心配していてどうして紹介してくれないの?どこに住んでるの?ととっても不安になった。
義理のお母さんにやっと出会えた日。
私はその時出産予定日の一ヶ月程前だった。

長い間紹介してもらえなかった理由。。

旦那はずっと隠し通していたけど後々分かった理由は、、


私がナイジェリア人のイボ族ではなかったからという理由で家族とものすごく喧嘩していたらしい。

ナイジェリアには沢山の民族がいるが主要3族はイボ族、ヨルバ族、破
ハウサ族。

イボ族とヨルバ族は特に対立しているのでヨルバとイボの結婚はとことん反対される。

なのでそこに地球の裏側の日本人が出てきたらそれは10ヶ月の期間が必要だったのかも、、と今では落ち着いて考えるようになった。


2010年9月15日。旦那の誕生日にやっと面会出来た当たり前だけどナイジェリア人のお母さん。

妊娠していたせいか最初の数分で号泣。

なぜかというと最初の質問があまりに衝撃的だったから!

その質問とは、、、、


「お腹にいる赤ちゃんは本当に息子の赤ちゃんなの?」


あまりに予想外の質問に
「yes」としか言えなかった。。

そして次の言葉。

「ようこそ私の家族の一員へ!
あなたの事を心から受け入れてるわ!」


一生忘れられない瞬間だった。


そして次に出されたのが真っ赤なボールに入ったお水。

「ここで手を洗って。」


そして出てきたのがお母さん手作りナイジェリア名物のオクラスープとキャッサバで出来たガリというお団子のような食べ物。

ガリを手でねちょねちょこねてそれをドロドロしたオクラスープにつけて食べる。中に入っているヤギ、牛、牛の足、ターキー、乾燥魚、などは最後に頂く。


お味は、、、


か、か、辛い!!

そしてガリは、、

す、す、酸っぱい!


このミックスは本当に説明できない味!


今では3歳の息子の大好物になり旦那も地震がきた!との錯覚に落ちる程震えながら牛の足を噛みちぎりながら幸せそうに食べている。


オクラスープ。。



日本では中々遭遇出来ない味です!!


ボストン近郊の方このお店でナイジェリア料理が食べられます!

スヤジョイント
http://www.suyajoint.com

私のお勧めはエグシスープ。




オクラスープを上手に食べている息子





旦那にブログに載せたいからあなたが牛の足を噛みちぎっている写真を撮りたいと何度も頼んだが 「ノー!!」と怒鳴られました!!ビデオも撮りたかったあ。。。

出会い


運命?の出会いは。。



ホールフーズ!




アメリカで人気のオーガニックスーパー。


ラテを買いに行った時。


アフリカ人だなと一目で分かった。

May I have latte?
(ラテを下さい)

と言うと、、、


You are beautiful!!
(綺麗ですね)

との答え。。

が、、私達の出会い。

12歳と12日年下の旦那とは
ラテを下さいからもう4年半程経った。

日本人とナイジェリア人がどこで出会ったの?

と、本当に何度も聞かれますが、あまり期待に添えない答え(スーパー)で申し訳ない。


4周年記念のディナーにて

出産後のナイジェリアンサーモンスープ


2010年10月31日無事に息子を出産した翌日のお話。

沢山の方が病院にお見舞いに来てくれて沢山の出産祝いを頂いた。

おもちゃ、毛布、洋服、その他様々なプレゼント。

そして義理のお母さんからはなんと出産後の恒例スープナイジェリアンスタイルサーモンスープを頂いた。

残念ながら写真を取り忘れたが見た目はコンソメスープをもっと灰色にした色のスープの中に大きな一切れのサーモンがデンと入っていた。


お味は。。。。。


辛い!辛い!!物凄く辛い!

口から火が出そうになるほど辛い!!!


日本では妊娠期間も授乳期間も辛いものは避けるようにと言われていると聞いたが、、、やっぱりナイジェリアは世界の反対!


これはナイジェリアでは出産後旦那が奥さんに作る習慣があるらしく私の旦那は作り方を知らなかったため義理母が作ってくれた。。


その場にいた3人のアメリカ人の友達もサーモンスープを食べてみた。


一人の子はテキサス州出身だから辛いの全然大丈夫!と余裕そうに言っていったのに一口サーモンスープを口にすると、辛い!!辛い!!と言ってパニックになっていた。

他の友達もちょっと口にしてヒーヒー叫んでいた。


これは血行がよくなるから回復も早いし刺激によって母乳が沢山出るからとの説。


愛に溢れたスープには間違いないがやっぱり辛すぎて刺激的すぎて涙目になりながら義理母にお礼を言った。


世界は広い!


義理母、私、旦那と生後1日目の息子




本音しかないからカウンセリング不必要?


ナイジェリアン人だからか旦那の性格だからかは不明だが先日の会話ではこんな事が話題になった。


旦那は本当に喜怒哀楽のレベルが激しくそのレベルは絶叫ジェットコースター以上。

お腹がすいたり、イライラしたり、なにかに憤慨すると火山が噴火したように怒り狂う!!

そして美味しいものを食べた際は天国に舞登ったように喜びもっと機嫌の良い日は歓喜の踊りまで披露してくれる。

一度クリスマスに妹から$100札を頂いた時はお札を扇子のように操り歓喜の踊りをリビングルームをグルグルしてナイジェリアの歌を歌いながら10分位踊りまくっていた。

そんな本音のみで生きている彼が先日熱弁していたこと。。。

それはカウンセリングについて。。

最近カウンセラーとして活躍している友達が4歳児のカウンセリングをする事になった!と言っていて私は本当にびっくりした。


よ、、4歳でカウンセリング??


いったい何を悩んでいてどんな事を話すんだろう??


その事を旦那に話すと

「アメリカ人も日本人もまあ多くの人種も怒りや感情を押さえすぎるからカウンセリングが必要なんだ!!僕をみてごらん。怒ったら怒る!!幸せだったら喜ぶ!!200%の感情をその場で表現出来る家族や友達が側にいてくれたらカウンセリングに行く必要はない!」

と熱弁していた。


正直いって旦那の気丈の荒さにはこっちがびっくりしすぎてついて行けない、、、。
この人とは本当にやっていけるのだろうか?と悩んだ事は1万回以上。


でも確かに旦那を客観的に観察しているとストレスゼロ!!


う〜〜〜〜ん。


日本人の私からするとそれはちょっと言い過ぎ。それはもっと考えてから言った方がという状況もそれは私の物差しでしか捉えてないからであって彼や彼が育ってきた環境では普通な訳で。。


自分の常識は他人の非常識という言葉を耳にしたが最もな事実。



結婚は同じ国同士でも大変だけれでとこれに180度違う文化の違いが加わるとそれはもう結婚という域を越えてどうやって自分の気持ちを処理して自分が柔軟に物事を理解できるかの強化合宿に通っている感じ。



毎日連ドラを生で無料で観ているとでも思えば楽しいのかも。。





このオリジナルT−シャツは私達の出会いを記念して
バハマのアーティストが作ってくれました

珍名クリスマスのお菓子


ナイジェリア人の旦那に出会った始めてのクリスマス。

2009年の出来事。

付き合ってからたった1ヶ月程の当時、彼がクリスマスの日に大きなペンギンのぬいぐるみと大きな大きなクリスマスカードとリーボックのスニーカーを持ってきてきてくれた。

プレゼントの他に彼のお母さん手作りのナイジェリアでクリスマスには欠かせない恒例行事でもあるというお菓子を持ってきてくれた。


まずは大きなペンギン、そしてカード、スニーカー。




そしてジップロックに入ったお菓子を恥ずかしそうに渡してくれた彼。

「このお菓子はナイジェリアではとても貴重なお菓子で母が君の為に特別今朝焼いてくれたのでどうぞ」

そしてその名前は。。。。


「チンチン」。。。。。。。。。


見た目はおかきのようなお菓子。
味はとっても固い小さいドーナツ?

ちょっと今まで食べたことがない味でした。

「お母さんが焼いたチンチンです。どうぞ。」

と言われた際にはちょっとカルチャーショックというか腰が抜けそうになりました。


ナイジェリアではこのチンチンはお年玉の様に子供達に配られるそうです。


彼のお母さんが目をキラキラしてその話をしてくれたときはちょっと笑いをこらえながら

「へ〜〜素晴らしい恒例行事ですね」とねぎらった。


子供達が沢山私の家に来るの!

そして「チンチン」を下さいと訪ねてくるから毎年沢山焼くのよ。

いや〜ここまで来ると笑いもでません。

驚愕を越え、そうねやっぱりこれは地球の裏側って事でと自分なりに解釈しています。

日本語とイボ語


日本語とイボ語

日本とナイジェリアって地球半分程離れているのに

なんと似たような言葉が沢山あります。

私もナイジェリア人の旦那と出会って5年位になりますがまだまだ発見する似たような言葉があります。


例:

日本語
うんち

イボ語
ウンシ

これは意味も全く同じ!!



びっくりするとき

日本語
え??

イボ語
え〜〜え?

先日息子が旦那をキックしようとして私が
いやだ!!というと旦那が同時に イ ヤ ダ! と叫びました。

日本語
いやだ

イボ語
イヤダ (落っこちる!!)

イは英語で言う You
ヤはwill
ダはFalll

You will fall!! という意味だそうです。


息子は今3歳でイボ語も日本語も英語も完璧に理解している様ですが(そしてスペイン語も話します)将来このいやだも使い分けるのかな?ととっても楽しみです。

ナイジェリア人との国際結婚


初めまして。

アメリカのボストンにてナイジェリア人(イボ族)と結婚して暮らしています。

このブログではナイジェリア人との結婚生活について日本人の視点で色々書いてみたいと思います。

まずはナイジェリア人(イボ族)の祭典の写真です。

この頭につけている民族衣装、紙で出来ています。